- 2026.07.21駐車場のご利用について
- 2026.07.18駐車場のご利用について
ABOUT MICROSCOPE可能な限り歯を残す
精密治療へのこだわり

肉眼では捉えきれない
微細な患部まで
マイクロスコープを用いた
高精度な治療
フェルナスデンタルクリニックでは、歯科用顕微鏡「マイクロスコープ」を活用した精密治療を行っています。患部を大きく拡大して観察することで、通常は見逃しやすい微小な亀裂の発見や、感染組織の確実な除去が可能になります。健康な歯質を極力削らず、患者様の大切な天然歯を長期的に守るための治療をご提供いたします。
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肉眼の
約20倍に
拡大して観察 -
削る量を抑え
天然歯を
できる限り温存
MEDICAL診療案内
PREVENTION
ずっと自分の歯で噛み続けられるように当院の予防治療の
取り組み
予防・メンテナンスは、健康な歯を長く保つ鍵です。定期的なチェックとプロフェッショナルケア、そして適切なホームケア指導を通じて、虫歯や歯周病を未然に防ぎ、皆様の笑顔を守ります。


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POINT 01
定期的な歯科検診と
プロフェッショナルケア1~4ヶ月ごとの定期検診を推奨し、プロフェッショナルクリーニングを実施しています。これにより虫歯や歯周病などの口腔疾患を早期に発見し、適切な処置を行うことで、大きな問題に発展する前に対処できます。
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POINT 02
個別化された
ホームケア指導患者様お一人おひとりの口腔内の状態や生活習慣に合わせて、適切な歯磨き指導やホームケアのアドバイスを行っています。正しいブラッシングや歯間ケアの指導により、日々のお口のケアの質を高めます。
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POINT 03
総合的なアプローチによる
長期的サポート日々のケアから定期的なメンテナンスまで、総合的なアプローチでお口の健康を守ります。予防に重点を置いた診療を行うことで、患者様の笑顔を長期的にサポートし、健康な歯を保つお手伝いをいたします。
FEATURE当院の特徴
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FEATURE 01
精密根管治療で歯を守る
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FEATURE 02
先進の機器による正確な診断・治療
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FEATURE 03
痛みの少ない快適な治療
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FEATURE 04
丁寧な説明と患者様との対話
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FEATURE 05
予防で長期的な健康維持
FEATURE 01
精密根管治療で歯を守る

マイクロスコープを使用した精密な根管治療を行い、肉眼では見えない微細な部分まで丁寧に処置。できる限り天然歯を保存し、お口の健康を守ります。

FEATURE 02
先進の機器による
正確な診断・治療

歯科用CTやマイクロスコープなどの先進機器を導入。正確な診断と治療計画の立案、そして快適で精密な治療の実現に努めています。

FEATURE 03
痛みの少ない快適な治療

表面麻酔や電動注射器の使用で、痛みや不快感を最小限に。患者様の反応に常に注意を払い、リラックスして治療を受けていただける環境を整えています。

FEATURE 04
丁寧な説明と患者様との対話

治療前後の十分な説明と、患者様との対話を大切にしています。不安や疑問を解消し、納得して治療を受けていただけるように心がけています。

FEATURE 05
予防で長期的な健康維持

定期検診とプロフェッショナルケアで、虫歯や歯周病を予防。個々の生活習慣に合わせたアドバイスで、長期的なお口の健康をサポートします。

greeting


患者様の笑顔のために
最善を尽くします
フェルナスデンタルクリニック院長の原田裕之です。当クリニックでは、患者様お一人おひとりに寄り添った丁寧な診療を心がけています。高い技術力と高性能な機器を活用し、できる限り痛みの少ない治療を提供するとともに、予防にも力を入れています。お口の健康は全身の健康にも繋がります。些細なことでも、お気軽にご相談ください。
フェルナスデンタルクリニック
COLUMNコラム
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2026.07.23
銀歯を白くしたい方へ|治療法や費用、保険適用について解説
「笑ったときに銀歯が見えるのが気になる」「健康保険で白い歯にできるなら変えたい」と思ったことはありませんか。 銀歯は、白い詰め物や被せ物へ交換できることが多いものの、いくhつかの種類があり、費用や見た目、耐久性はそれぞれ異なります。 この記事では、銀歯を白くする主な治療法や費用の目安、保険適用の有無、選び方のポイントについて解説します。 そもそも銀歯を治療で白くすることはできるの? 治療済みの銀歯は、多くの場合、白い詰め物や被せ物へ交換することができます。以前の虫歯治療では、銀歯が一般的に使われていましたが、現在は白い歯科材料の選択肢が増えており、保険診療でも白い素材を使用できるようになっています。そのため、銀歯が見えるのが気になる、結婚式や写真撮影を控えているので歯をきれいに見せたい、金属の色が目立つのを改善したい、金属アレルギーが心配といった理由で、銀歯から白い歯への交換を希望する方も少なくありません。 白い詰め物や被せ物は複数の種類がありますが、歯の状態や治療部位によって選べる素材は異なります。銀歯を外した際に虫歯が見つかることもあるため、まずは歯科医院を受診し、現在の状態を確認することが大切です。 銀歯を白くする主な治療法 銀歯を白くする治療法は複数あるため、特徴や違いを理解したうえで選択することが大切です。ここでは、代表的な4つの方法をご紹介します。 CAD/CAM冠・CAD/CAMインレー CAD/CAM冠(被せ物)やCAD/CAMインレー(詰め物)は、コンピューターを使って設計・製作する白い詰め物や被せ物です。白く仕上がるため、銀歯より自然な印象になります。ただし、素材の主成分は樹脂を含むレジン(プラスチック)のため、長期間使用すると変色や摩耗が起こることがあります。 また、CAD/CAM冠・CAD/CAMインレーは健康保険が適用される治療法です。そのため、比較的費用を抑えながら銀歯を白くできます。以前は健康保険の適用に条件が設けられていましたが、近年の制度改正により、保険診療の対応範囲が広がっています(※)。 ※:厚生労働省保険局医療課「令和8年度 診療報酬改定の概要【歯科】」 https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001671913.pdf コンポジットレジン コンポジットレジンは、軽度の虫歯治療において用いられる代表的な詰め物で、歯科用プラスチック素材でできています。 虫歯治療だけでなく、治療済みの銀歯を白くしたい時にも用いられます。保険診療で対応でき、歯を削る量が少なくて済む点がメリットです。一方で、対応できるのは小さな銀歯の場合のみで、大きな範囲の修復には向いていません。また、時間の経過とともに変色する可能性があります。 セラミック セラミックは陶材を使用した白い歯科材料です。天然歯に近い色や透明感を再現しやすく、見た目を重視する方に選ばれることが多い素材です。また、表面がなめらかなため汚れが付きにくく、変色しにくいことも特徴です。前歯や笑ったときに見えやすい部分に用いると、自然な印象を与えることもできます。ただし、自由診療となるため、保険診療よりも費用は高くなります。 ジルコニア ジルコニアは人工関節などにも使用される強度の高いセラミック素材です。強度の高さから、奥歯など強い力がかかる部位にも使用されています。最近は審美性に優れたジルコニアもあり、自然な色調を再現できるものも増えています。 また、ジルコニアのフレームの表面にセラミックを焼き付けた「ジルコボンドクラウン」という治療法もあります。ジルコニアの強度とセラミックの自然な見た目を両立しやすいため、前歯など見た目が重視される部位で選択されることがあります。 銀歯を白くする素材はどう選ぶ?ニーズ別の選び方 銀歯を白くする治療では、素材ごとに見た目、強度、費用、変色しにくさが異なります。どの素材がよいかは、銀歯の場所や状態はもちろん、重視するポイントによっても変わります。 自然な見た目を重視したい場合 天然歯に近い色や透明感を重視したい場合は、セラミックが候補になります。特に前歯や笑ったときに見えやすい部分では、自然な仕上がりを期待できる素材です。 費用を抑えて白くしたい場合 費用を抑えたい場合は、保険診療で対応できるコンポジットレジンやCAD/CAM冠・CAD/CAMインレーが候補になります。適用できるかどうかは歯の位置や状態によって異なるため、歯科医院で確認することが大切です。 奥歯の強度を重視したい場合 奥歯は噛む力が強くかかるため、強度も重要です。ジルコニアは強度に優れており、しっかり噛みたい方や歯ぎしり・食いしばりがある方にとって、有力な選択肢になります。 歯をできるだけ削りたくない場合 修復範囲が小さい場合は、コンポジットレジンで対応できることがあります。直接詰める治療のため、型取りが不要で、その日のうちに治療が終わるケースもあります。一方で、大きな銀歯や噛む力が強くかかる部分には向かないことがあります。 素材 保険適用 見た目 変色しにくさ 強度 コンポジットレジン ○ ○ △ △ CAD/CAM ○ △~◎ △ ○ セラミック × ◎ ◎ ○ ジルコニア × ○~◎ ◎ ◎ 実際に選べる治療法は歯の状態や噛み合わせによって異なるため、歯科医師とよく相談して決めましょう。 銀歯を白くする前に治療が必要になることも 銀歯を外したときに、新たな虫歯ができていることがあります。その場合は、まずは虫歯の治療を行います。虫歯の進行度によって次のように治療法が異なります。 虫歯が小さい場合:虫歯になっている部分を取り除いたあとに、コンポジットレジンやセラミックインレーなどの詰め物で修復します。 虫歯が進行している場合:まずは虫歯を取り除きます。歯の強度が不足すると、そのままでは欠けたり割れたりする可能性があるため、歯全体を覆う被せ物による治療を行うことがあります。CAD/CAM冠やセラミッククラウン、ジルコニアクラウンなどが選択肢になります。 虫歯が神経まで達している場合:根管治療が必要になることがあります。根管治療後は歯が弱くなりやすいため、多くの場合は被せ物で歯を補強します。 虫歯が原因で歯根が割れている場合:歯を残すことが難しい状態では、抜歯が必要になることもあります。その場合は、ブリッジや入れ歯、インプラントなど別の治療法を検討します。 銀歯を白くする費用の目安 以下は銀歯を白くする治療にかかる費用の目安です。 治療法 保険適用 費用の目安 コンポジットレジン ○ 数千円程度 CAD/CAM冠・CAD/CAMインレー 条件により○ 数千円~1万円台程度 セラミックインレー × 3~10万円程度 セラミッククラウン × 8~20万円程度 ジルコニアクラウン × 8~20万円程度 ジルコボンドクラウン × 10~20万円程度 ※銀歯を外したあとに虫歯や他の病気が見つかった場合には、治療費が別途かかります。 実際には治療内容や医療機関によって差があるため、受診先で確認しましょう。また、費用はもちろん重要ですが、見た目や耐久性、将来的な再治療の可能性も含めて、総合的に検討することが大切です。 銀歯を白くする治療の流れ 銀歯を白くする治療のおおまかな流れは以下の通りです。 1.診察と検査 まずはレントゲン撮影や口腔内診査を行い、銀歯の下に虫歯がないか、歯根に問題がないかを確認します。そのうえで、保険診療と自由診療を含めた選択肢や費用、治療期間について説明を受けます。 2.銀歯の除去(虫歯がある場合は治療) 銀歯を外し、内部の状態を確認します。銀歯の下に新たな虫歯ができている場合は、まず虫歯を取り除く治療を行います。 3.型取りまたは修復処置 治療方法によって、この段階で行う処置が異なります。 コンポジットレジンの場合は、その日のうちに歯科用プラスチックを詰めて治療が完了することがあります。 一方、CAD/CAM冠・CAD/CAMインレー、セラミック、ジルコニアなどは型取りや口腔内スキャンを行い、技工所で作製します。完成まで1~2週間程度かかることが一般的です。 4.詰め物・被せ物の装着 完成した詰め物や被せ物を装着し、噛み合わせや見た目を確認します。問題がなければ治療は完了です。 目安として、コンポジットレジンによる修復は、場合によっては1回の通院で完了することもありますが、他の治療法の場合は2~3回は通院することになります。また、虫歯の治療が必要な場合は、さらに通院回数が増えます。 銀歯を白くすることに関するQ&A Q.銀歯は保険で白くできますか? A.条件を満たせば、CAD/CAM冠やCAD/CAMインレーなどで保険診療の対象となる場合があります。 Q.銀歯を白くするために歯をさらに削りますか? A.銀歯を外したあと、虫歯の有無や歯の状態によって必要な処置は異なります。素材によっては形を整えるために追加で歯を削ることがありますが、できるだけ歯を残せるよう治療計画を立てます。 Q.セラミックとジルコニアはどちらが良いですか? A.見た目を重視するならセラミック、強度を重視するならジルコニアが選択肢になります。また、ジルコニアの強度とセラミックの見た目を両立したジルコボンドクラウンという選択肢もあります。適した素材は治療部位や噛み合わせによって異なります。 Q.銀歯を白くした後はどのくらい持ちますか? A.使用する素材や口腔内の状態によって異なります。一般的に、コンポジットレジンやCAD/CAM冠・CAD/CAMインレーは、時間が経つと変色したり摩耗したりします。一方、セラミックやジルコニアは変色しにくく、見た目の美しさを維持しやすい素材です。 ただし、どの素材も永久に使い続けられるわけではありません。これは素材そのものが劣化するためだけではなく、詰め物や被せ物と歯の境目から虫歯が再発したり、歯ぎしりや食いしばりによって欠けたり外れたりすることがあるためです。 そのため、治療後も定期的なメンテナンスを受けることが大切です。 Q.ブリッジの銀歯も白くできますか? A.はい、可能です。現在装着している金属製のブリッジを取り外し、セラミックやジルコニアなどの白い素材のブリッジへ交換することができます。ブリッジは複数の歯が連結されているため、すべてを白い素材に変えることで、口元の見た目が非常に自然で美しくなります。ただし、ブリッジは噛む力が強くかかるため、強度に優れたジルコニアが選択されることが一般的です。 Q.銀歯を白くした後も定期検診は必要ですか? A.必要です。白い歯を長く維持するためには、毎日のセルフケアに加え、定期検診で噛み合わせや虫歯の有無を確認することが大切です。 まとめ 銀歯を白くする治療法はいくつかありますが、選べる素材や治療法は歯の状態によって異なります。見た目だけでなく、費用や耐久性、歯を長く残すことも考慮しながら、歯科医師と相談したうえで自分に合った治療法を選びましょう。 「銀歯を白くしたい」と思っている方は、まずは歯科医院で現在の状態を確認し、治療法について相談してみてはいかがでしょうか。 記事の要点 銀歯は白い詰め物や被せ物へ交換できる場合が多い CAD/CAM、セラミック、ジルコニアなど複数の選択肢がある 選べる治療法は歯の状態や治療部位によって異なる 銀歯の下に新しい虫歯ができている場合は追加治療が必要になることがある 見た目だけでなく、歯を長く残す視点で治療法を選ぶことが大切 ■治療については下記ページをご参照ください。 https://fernas-dc.com/silver-to-whiteteeth/
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2026.07.23
虫歯を放置するとどうなる?進行度ごとの症状・治療法と、早期治療が大切な理由
「少し歯がしみるけれど、そのうち治るだろう」「痛みがないから急がなくても大丈夫」と考えていませんか。 虫歯は自然に治ることがなく、放置すると少しずつ歯の内部へ進行していく病気ですが、初期には自覚症状がほとんどなく、はっきりとした痛みを感じるころにはかなり悪化しているケースもあります。 この記事では、虫歯を放置するとどうなるのかを進行度ごとに分けて解説します。症状や治療法についても紹介するので、歯に違和感や痛みがある方は、ぜひ参考にしてみて下さい。 虫歯は放置すると進行する病気 虫歯とは、口の中の細菌が糖分を利用して作り出した酸によって、歯が溶かされる病気です。 口の中には多くの細菌が存在していますが、その中でも虫歯に深く関わる細菌として知られているのが「ミュータンス菌(Streptococcus mutans)」です。ミュータンス菌は糖分を利用して酸を作り出すだけでなく、ネバネバした物質を作って歯の表面に付着し、細菌の集合体であるプラーク(歯垢)を形成します。 プラークの中ではミュータンス菌をはじめとする細菌が糖分を分解して酸を作り続けます。この酸によって歯の表面からカルシウムやリンなどの成分が溶け出す現象を「脱灰(だっかい)」と呼びます。 一方で、唾液には溶け出したカルシウムやリンなどの成分を再び歯へ戻す働きがあります。これを「再石灰化(さいせっかいか)」といいます。通常は脱灰と再石灰化を繰り返しながら、歯の健康状態が保たれています。 しかし、糖分を含む飲食物を頻繁に摂取したり、歯磨きが不十分だったりすると、脱灰が再石灰化を上回るようになります。その結果、歯の表面を覆うエナメル質が徐々に傷み、やがて虫歯へと進行します。 初期の虫歯は歯の表面にとどまっていますが、そのまま放置するとエナメル質の内側にある象牙質、さらに歯の神経へと進行していきます。 特に虫歯によって歯に穴が開いた状態になると、再石灰化だけで元の状態に戻すことは難しくなります。そのため、歯科医院で適切な治療を受けなければ、虫歯が自然に治ることはほとんどありません。 虫歯は初期段階では自覚症状が少なく、痛みが出るころにはかなり進行している場合もあります。進行するほど治療は複雑になり、神経の治療や抜歯が必要になることもあるため、早期発見・早期治療が大切です。 虫歯の進行度別の症状と治療法 歯科では、虫歯の段階は「C0~C4」の5つの段階に分けられています。数字が大きいほど、虫歯の進行度が高いことを意味し、症状や治療法が以下のように異なります。 歯が溶け始めた初期段階 虫歯のごく初期段階で、歯の表面を覆うエナメル質からカルシウムやリンなどの成分が溶け出している状態です。歯科では「要観察歯」と呼ばれることもあります。 この段階では歯に穴は開いておらず、痛みやしみる症状はほとんどありませんが、歯の表面が白く濁って見えることがあります。自分で気付くことは難しく、定期検診で発見されることが一般的です。 【ケア・治療】 再石灰化によって進行を抑えられる可能性がある段階のため、丁寧な歯磨き、フッ素入り歯磨き剤の使用、食生活の見直し、定期的な歯科受診などを行いながら、経過観察をします。 積極的な治療が必要な段階ではありませんが、セルフケアを怠ると、次の段階であるC1へ進行してしまうため、注意が必要です。 エナメル質の虫歯 エナメル質の一部が壊れ、虫歯による小さな穴が形成されている段階です。この段階でも、痛みやしみる症状はほとんどありません。歯の表面が白く濁ったり、わずかに茶色く変色したりすることがありますが、この段階では痛みがないため、「虫歯になっている」という自覚がないことも少なくありません。特に歯と歯の間や奥歯の溝にできた虫歯は見つけにくく、歯科検診やレントゲン検査で偶然見つかるケースも多くみられます。 しかし、歯に穴が開いているため、その部分に細菌や汚れがたまりやすくなっています。また、唾液やフッ素も十分に届きにくくなっており、再石灰化だけで元の状態に戻すことは難しくなっているため、歯科医院での治療が必要です。 【ケア・治療】 治療では虫歯部分を最小限に抑えて削り、白い樹脂(コンポジットレジン)を詰めて修復することが一般的です。この段階で発見できれば歯を削る量も少なく済み、治療の負担を抑えることができます。また、状態によってはフッ素を塗布して経過を観察する場合もあります。 象牙質まで進行した虫歯 虫歯がエナメル質の内側にある象牙質まで達した状態です。象牙質には神経へ刺激を伝える細い管があるため、冷たいものや甘いものがしみる、歯磨きの際に違和感がある、といった症状が現れることがあります。ただし、痛みはそれほど強くないケースもあり、「まだ大丈夫だろう」と考えて放置してしまう方もいます。 【ケア・治療】 虫歯の部分を取り除き、詰め物や被せ物をして歯を修復します。ただし、C1よりも虫歯の範囲が広がっているため、削る量が多くなります。状態によっては詰め物だけでなく、被せ物による治療が必要になることもあります。 神経には到達していないため、この段階で治療できれば神経を残せる可能性が高くなります。しかし、そのまま放置すると虫歯が神経まで達し、根管治療が必要になる場合があります。 神経まで達した虫歯 虫歯が歯の神経まで達した状態です。この段階になると、何もしなくてもズキズキ痛む、夜眠れないほど痛む、熱いものがしみる、噛むと痛いといった症状が現れることがあります。歯の神経には血管や神経線維が集まっているため、炎症が起こると強い痛みにつながります。 【ケア・治療】 神経まで感染が広がった場合、虫歯を削って詰め物や被せ物をするといった治療だけでは改善が難しくなります。ただし、必ずしも抜歯が必要ということではなく、「根管治療(こんかんちりょう)」によって歯を残せる可能性があります。 根管治療とは、歯の根の内部にある感染した神経や細菌を取り除き、内部を洗浄・消毒したうえで薬剤を詰めて密封する治療です。 歯の根の中は非常に細く複雑な構造をしているため、治療に時間がかかったり、複数回通院したりすることが必要になるケースもありますが、天然の歯は一度失うと元に戻らないため、自分の歯を保存できることには大きな意味があります。 ※「根管治療」についてはこちらで解説しております。 (https://fernas-dc.com/endodontic-treatment/) 歯の大部分が失われた虫歯 虫歯がさらに進行し、歯の大部分が失われた状態です。歯の頭の部分が大きく欠けたり、根だけが残ったりしていることもあります。 一時的に痛みがなくなることがありますが、これは虫歯が治ったわけではありません。むしろ神経が機能しなくなった状態であり、そのまま放置すると歯の根の先で感染が広がることがあります。そのまま様子を見ていると、歯茎が腫れる、膿がたまる、顔が腫れる、強い痛みが出るなどの症状が再び現れます。 【ケア・治療】 状態によっては根管治療によって歯を保存できることもありますが、歯の破壊が大きい場合には抜歯する必要があります。 虫歯はどのくらいで進行する?進行速度に影響する要因 虫歯の進行速度には個人差がありますが、一般的には虫歯がエナメル質の内側にある象牙質まで達すると進行が早くなる傾向があります。歯の表面を覆うエナメル質は人体の中でも特に硬い組織ですが、その内側にある象牙質は比較的柔らかく、虫歯が広がりやすいためです。特に、象牙質まで達した虫歯は数か月単位で進行することがあります。 また虫歯の進行速度は、次のような要因にも影響を受けます。 ・間食や糖分を摂る回数が多い ・歯磨きが不十分である、歯ブラシが届きにくい場所に虫歯ができている ・唾液の量が少ない(喫煙習慣などが関係) ・乳歯や生えたばかりの永久歯である 「冷たいものがしみる」「甘いものがしみる」といった症状を自覚しながら、「もうちょっと様子を見よう」「忙しいから受診は後回し」などと放置していると、虫歯が神経近くにまで進行してしまい、結果として、通院頻度が増えたり、治療の期間も長くなったりします。そうなる前に、早めに歯科医院を受診しましょう。 虫歯を放置するリスクは「痛み」だけじゃない 虫歯は単に歯が痛くなるだけの病気ではありません。放置すると次のようなリスクが高まります。 治療が複雑になり通院回数が増える 初期の虫歯であれば比較的短期間で治療できることが多いのですが、神経まで達すると根管治療や被せ物治療が必要になる場合があります。そのため、放置するほど治療期間が長くなりやすく、何度も通院することになります。 歯を失うリスクが高まる 虫歯が進行して歯の根まで大きく破壊されると、歯を残せなくなる場合があります。歯を失うと噛み合わせのバランスが崩れたり、周囲の歯に負担がかかったりします。天然の歯は一度失うと元には戻らないため、早めの治療が重要です。 口臭の原因になることがある 進行すると、虫歯の部分に細菌や食べかすがたまりやすくなります。その結果、口臭の原因になる場合があります。 歯磨きを一生懸命行っているのに改善しない口臭に悩んでいる方は、虫歯の可能性もあるため、歯科医院に相談しましょう。 歯茎や顎の骨へ炎症が広がることがある 虫歯が重症化すると、感染が歯の周囲へ広がり、歯茎の腫れや膿だけでなく、顎の骨に炎症が及ぶ場合もあります。顔の腫れや強い痛み、発熱などがある場合は早めの受診が必要です。 このように、虫歯を放置するリスクはいくつもあります。反対に、何となく放置するメリットは一つもありません。「少ししみるだけだから」「まだ我慢できるから」と自己判断で様子を見るのではなく、気になる症状がある場合は早めに歯科医院へ相談しましょう。 「虫歯の放置」に関するよくある疑問 Q.様子を見て虫歯の痛みがなくなったらもう受診しなくてもいい? A.必ずしもそうとは限りません。虫歯が神経まで達すると、神経がダメージを受けて痛みを感じなくなることがあるためです。その場合、虫歯がかなり重症化している可能性があるため、できるだけ早く歯科医院を受診しましょう。 Q.市販の痛み止めで様子を見ても大丈夫? A.痛み止めによって症状が一時的に軽くなることはありますが、市販薬で虫歯そのものを治すことはできません。また、薬の作用が切れると再び痛み出す可能性もあります。症状が続く場合は、歯科医院で原因を確認することが大切です。 Q.歯科検診で虫歯の可能性を指摘されたけれど、痛みがなければ様子を見てもよい? A.痛みがない場合でも自己判断で放置せず、一度歯科医院で詳しく確認してもらうことをおすすめします。 虫歯は初期段階では痛みがほとんどなく、自覚症状がないまま進行することがあります。また、歯科検診では進行度までは分からない場合があり、かなり進行している可能性も考えられます。痛みの有無だけで判断するのはリスクが高いため、早めに受診しましょう。 まとめ 虫歯は放置しても自然に治ることはなく、時間の経過とともに歯の内部へ進行します。歯科では、虫歯の状態などに応じて適切な治療が行われますが、かなり進行している場合では、抜歯せざるを得ないこともあります。 大切な歯をできるだけ長く維持するためにも、違和感がある時や虫歯の可能性を指摘された時には早めに受診しましょう。また、定期的に歯科検診を受けることも、早期発見のためには重要です。 この記事の要点 ・虫歯は自然に治ることがなく、放置すると歯の内部へ進行する ・初期の虫歯は痛みがほとんどなく、定期検診で見つかることも多い ・冷たいものや甘いものがしみる場合は、虫歯が象牙質まで進行している可能性がある ・神経まで達した虫歯でも、根管治療によって歯を残せる場合がある ・虫歯は進行するほど治療が複雑になるため、早めの受診が大切
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2026.05.13
花粉症と歯の関係とは・・・
こんにちは。 亀戸にある、フェルナスデンタルクリニックです。 今回は花粉症と歯の関係についてお話します。 花粉症により鼻の奥にある「副鼻腔(ふくびくう)」が炎症や鼻づまりを起こすことがあります。花粉症で副鼻腔が腫れると、上あごの奥歯周辺の神経が刺激され、歯が痛く感じることがあります。 特徴としては… ・上の奥歯が複数まとめて痛む ・噛むと重だるい ・鼻づまりや頭痛も一緒にある ・花粉シーズンだけ悪化する 上記の場合だと、花粉症が原因の可能性が高いです。 花粉症が原因の場合は、花粉症治療(抗ヒスタミン薬、点鼻薬、鼻洗浄など)で副鼻腔の状態が改善すると、歯の痛みも軽くなることがあります。 逆に… ・1本だけ強くズキズキ痛む ・冷たい物でしみる ・腫れや膿がある 上記の場合だと、虫歯や歯周病の可能性が高いです。 虫歯や歯周病が原因の場合は、悪化する前に歯科医院で受診することをおすすめします。
















