生まれつき起こりうる歯の問題点でいくつかご紹介します。
- 先天性歯(せんてんせいし)
生まれつき生えている乳歯のことを「先天性歯(せんてんせいし)」といいます。
先天性歯は下の前歯に生えてくることが特徴です。
永久歯が生えてくるまでに抜けてしまうことがありますが、母乳を飲むときに噛むので場合によっては先端を丸く削ったり抜歯することがあります。
一度、歯医者さんで診てもらうといいでしょう。
- 先天欠如歯(せんてんけつじょし)
生まれつき足りない歯のことを「先天欠如歯(せんてんけつじょし)」といいます。
約10人に1人という確率で起こります。
乳歯では前から2番目の歯、永久歯では前から2番目の歯と5番目の歯が欠如することが多いです。
- 癒合歯
本来2本で生えてくるはずの歯が1つになって生えてきます。歯の神経は1つです。
- 癒着歯
2本の歯と歯がくっついている状態で生えてきます。
歯の神経が別々になっています。
前から数えて2番目と3番目、もしくは1番目と2番目がくっついていることが多いです。
1~4の歯で共通するのが、レントゲンで永久歯があるかどうかチェックすることが大切です。場合によっては歯並びに影響することもあるため、抜歯や矯正が必要になることもあります。
当院では月に一度、矯正治療の専門医による歯科矯正相談を行っておりますので、お気軽にご相談ください。