冬になると、風邪やインフルエンザ等の予防や乾燥予防でマスクを着用する人が増える時期になります。
マスク着用によって口臭が気になる方もいるのではないしょうか。
今回はマスク着用によって口臭が起こる原因についてお話します。
マスク着用で口臭が起こる原因は、いくつかあります。
①口腔乾燥(ドライマスク)による口臭
マスク着用で無意識に口呼吸になりやすく、口の中が乾燥しやすくなります。
口腔乾燥が起こると、唾液の分泌量が減少し、口臭の原因菌が増殖しやすい環境になります。
唾液には口臭を抑える自浄作用があるため、口臭の大きな原因の一つが乾燥です。
②舌苔(ぜったい)の増加
舌苔(ぜったい)とは、舌の表面に付着する白っぽい汚れのことをいいます。
マスク生活により会話が減ったり、唾液が少なくなると、舌苔が溜まりやすくなります。
舌苔は口臭の原因としてとても多く、強い口臭を発生させる原因物質を含んでいます。
③歯周病・歯垢の影響
歯周病は口臭の原因として最も多い疾患の一つです。
マスクで口臭が外に漏れにくいことで、自分の口臭に気づき、自覚するケースもあります。
歯垢や歯石が溜まると口臭や歯周病の関係が強くなります。
④水分不足・生活習慣の変化
マスク生活をしていると、以前より水分補給の回数が減る傾向があります。
水分不足は口腔内の乾燥を招き、口臭の注意が必要です。
また、ストレスや睡眠不足も唾液分泌を低下にするため、口臭がひどくなる原因となります。
予防策としては、乾燥対策、汚れの除去、生活習慣の見直しが重要です。
①口腔乾燥を防ぐ
こまめな水分補給をしたり、意識して鼻呼吸を行なったり、無糖ガムを噛んで唾液分泌を促すことが大切です。
口腔乾燥を防ぐことが最も重要です。
②正しい歯磨きと歯間清掃
歯ブラシのみでは、歯石の約6割しか除去できません。
歯間ブラシやデンタルフロスも併用することで、汚れを減らせます。
③舌苔(ぜったい)ケアを行う
1日1回、舌ブラシでやさしく清掃すると、良いでしょう。
力を入れすぎないようにしましょう。
④歯周病の予防早期発見
歯周病は自覚症状が少ないまま進行していることが多いです。
口臭がきっかけで歯周病が見つかることもあります。
定期検診に行ったり、定期的に歯科医院でクリーニングをすることで予防できます。
⑤生活習慣を整える
十分な睡眠をとって、バランスの良い食事をすることで、唾液分泌の低下の予防にもなります。
また、アルコールや喫煙を控えることも大切です。
口臭が気になる方は歯科医院での相談、検診をおすすめします。